急須の中の茶こしにも種類があります。
茶こしの種類によって使い勝手やお茶の味が変わってきます。
陶製の茶こしで、注ぎ口の内側についています。
特に、万古焼・常滑焼の急須の茶こしは職人技が生きています。
無数にあいている小さな穴は、すべてひとつひとつていねいに人の手で開けられたもので、これだけでも手仕事の価値があり。
金属製のものに比べると使い勝手は悪いかもしれませんが、陶芸品はもとより芸術品に近いものは、陶製茶こし付きのものにかぎります。
陶製の茶こしは、金網の金属臭を感じさせないので、お茶本来の繊細な味と香りを引き出すことができます。
金網が注口部分のみと金属面が少ない為、カップ網に比べて金属臭が少ないです。
網の大きさにより種類が多数あります。
アミが取り外し可能で便利なステンレス製カップの茶こしです。
番茶、ほうじ茶、玄米茶など、茶葉の扱いが楽なのでたくさん淹れて飲みたいときに重宝します。
網が取り外せるので、飲み終わった後の茶葉が捨てやすいです。
しかし、金網の急須は、お茶の味が30%程損なわれてしまうと言われています。
お茶を淹れ終わったら、その都度お湯で洗い流し中身を清潔にしておくことが大切。
洗剤などは使わず水洗いで大丈夫です。
自然乾燥される際には茶こしの中身に水がたまらないよう、蓋を取って逆向きにして乾かすのもよい方法です。
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