取手による分類|陶器 磁器

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取手による分類

取手の位置によって、以下の三種類に分類されます。

分類

・後手(あとで) 注ぎ口と反対側につく。西洋のティーポットなどに良く見られます。

・横手(よこで) 注ぎ口とほぼ90度をなしてつく。角度が90度より小さいのは注ぎやすくするための工夫で、通常右利きの人が使いやすいようになっています。日本で主流の形です。

・上手(うわで) 本体上部に付きます。急須と一体化しているものと、別個に取り付けるものとがあります。

日本での分類

日本では、上手の急須を土瓶、把手のない急須を宝瓶と呼び分けられることがあります。これらは中国の江蘇省宜興で使われていた茶壷をモデルとしているといわれていますが、急須の名の起こりは後手型の薬缶を指す福建語が元とされています。
また、右利き用と左利き用とで取手の取り付け角度が異なります。

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