おいしくお茶を飲むための保存方法をご紹介します。
未開封のお茶は、袋のまま冷蔵庫で保存して下さい。
長期保存される場合には、冷凍庫の方をお奨めします。
冷蔵庫等からお茶を取り出した時には、直ぐに開封すると水滴が付き湿気を吸ってしまいますので、しばらくおいて常温に戻してから開封してください。
封を開けたお茶は、茶缶などの密封容器に移し、冷暗所に保存しましょう。
気密性の高い容器に入れて冷暗所に保存すれば冷蔵庫に入れる必要はありません。
どうしても冷蔵庫で保管したい場合には、他の食品からの臭いの吸着の問題、冷蔵庫取り出し時の結露の問題等に十分に注意しましょう。
使い切れる様に、お茶を購入する際には、100g詰め等に小分けしてもらいましょう。
お茶は鮮度が第一。上級なものほど味の変化は早いものです。開封されましたら、なるべくお早めに御賞味下さい。
茶葉の水分含有量が増加すると、成分の酸化が促進されるため、茶葉の色沢・水色・香気のいずれにも極端な悪影響を与えます。
茶葉には、においを吸着する強力な脱臭作用があるため、密封されない状況で保存すると周囲のさまざまなにおいを吸収してしまい、品質を著しく損ないます。
お茶の風味が落ちたときは、フライパンに紙を敷いて茶葉を乗せ、弱火でゆっくりと炒ったり、あるいは、電子レンジで温めると、香りのよい自家製ほうじ茶となります。また、お茶をお茶パックなどに入れて中身が出ないようにして、下駄箱やシンクの下などに置くと、脱臭効果が期待できます。
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