種類ごとに特徴を引き出すいれ方があり、また、同じお茶であっても2煎目、3煎目とお湯の温度を変えると、存分に楽しめます。
玉露や上級煎茶は旨み成分テアニンを豊富に含むため、渋みを抑えて旨みを十分に引き出すよう低温でいれます。
2煎目は1煎目よりやや高温の湯を使用すると、茶葉に残った旨みと高温で溶け出す適度な渋みが楽しめます。
3煎目はポットの湯をそのまま使用し、さっぱりとした渋みを楽しむと、茶の持ち味すべてを楽しむ飲み方ができます。
品質上、上級煎茶に比べるとテアニンが少なく、逆にカテキンを多く含むため、旨みと適度な渋みを引き出します。
2煎目はポットの湯をそのまま使用し、さっぱりとした渋みを楽しみましょう。
玄米茶やほうじ茶には、含有成分の濃度が全般的に少ないため、高温でいれても渋みや旨みは強く出ません。高温で香り立ち良くいれましょう。
茶葉が細かく、含有成分が溶け出しやすいため、抽出時間は煎茶より30秒くらい短めにします。
新茶は、カテキン(渋み)・カフェイン(苦み)が少なく、逆にテアニン(旨み)が多いため、若葉ようなのさわやかな香りがあります。
さわやかな香りとほどよい渋みを楽しみたい場合には、やや熱めの湯でさっと抽出するとよいでしょう。
逆に、湯を70度くらいまで冷ましてからじっくりと抽出すると、旨みの多い味わいになります。
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