急須の歴史|陶器 磁器

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急須の歴史

嗜好品としての飲茶の歴史は中国に始まります。
突き固め乾燥させた茶葉を熱湯に入れ注ぎ分けるのが最初の作法でありました。
そもそも茶専用の器があったわけではなく湯沸かしや酒器が茶を淹れる道具として流用されていたのだと思われています。
陸羽の時代になると飲茶形式が確立され長沙窯など中国江何地方はで茶のための器が盛んに作られるようになりました。
日本に茶文化がもたらされたのは、遣唐使によるものと推測されていますが、茶そのものはもちろん茶器も中国から持ち帰られたものと思われています。
このときの中国製「茶注」がおそらく日本の最初の急須であったのではないだろうかとされています。

把手

急須は、煎茶用の道具で、把手が横についているものが一般的です。
日本の急須には2つの系統があり、1つは、後手といわれる注ぎ口と把手が一直線になっていて、明朝末期に興った中国江蘇省宜興窯の茶壺に由来するもの、またもう1つは注ぎ口に直角に把手がつく、横手といわれる福建省系の酒などを温める道具キップシュに由来するもので日本では横手形の急須がよく使われています。

時代別

江戸
昭和

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