昭和|陶器 磁器

急須入門

HOME > 急須の歴史 > 昭和

昭和

昭和40年頃は、常滑焼き手創り急須の黄金時代でした、石膏型に泥漿(でいしょう)を流し込んでボディー、取っ手、注ぎ口、蓋の各パーツを作り、それを組み立てるという量産技法、鋳込み製法が開発され量産も可能になり産業として確立されました。
そして、常滑の急須は、それまで大衆レベルに浸透していきつつあった四日市の万古焼の急須を淘汰していったのです。
現在では、色、焼成方法、機能部分の開発が進み奥行きのある茶器の産地を形成しています。

鋳込み技法

鋳込み技法は、石膏型に泥漿を流し込んで急須の各部分を作り、それを組み立てる技法が鋳込み技法。この製法で大量に同じ形の製品を作ることができるようになり、安価な急須が市場に氾濫しました。

中途挽き技法

中途挽き技法は、四日市の万古焼から昭和10年代に導入され、それまでより効率的な生産ができるようになっている。中途挽きはロクロに大きな粘土塊を乗せいくつも連続的に胴や口、手を作っていく方法。

PageTop




HOME - 急須選びのポイント - 急須の焼き物産地 - お茶の淹れ方 - 急須の歴史 - 急須の分類